2024-06-09
良質中古車の販売のためにやらないこと5つ・・・最終回
良質車販売のためにやらないこと
最終回になりました
修復歴車は販売しない・・・という一丁目一番地からはじまりかなり重要ではあるが他店では意外と軽んじられてしまうこともある最後のヌマオのこだわり
【点検未実施車は販売しません】
です。
どういうことかといいますと
中古車の販売はすべてが販売した会社が新車から経歴を見てきたわけではありません(もちろんそういう車もありますが数は少ないです)
中古車のセリ(オートオークション)などで仕入れた車はどこかで新車として販売して中古車となったクルマがほとんどです。
今回はその流通の中で発生した車についてに焦点をあてます。
まず車検は国で定められた【車両が適正か?や公害等の検査】ですので一定年数に一度検査をする義務があるのはお分かりだとおもいますが実は【点検】という概念とは少しずれます。半年に一度の整備の組合や国が推奨する点検、法定点検などは任意のものとなります。
極端に言うと最近多い【ユーザー車検】ですらも検査さえ通ればオイルやタイヤ、バッテリーなどは交換の義務はありません
わかりずらいかもしれませんが「車検が通った車」と「しっかりと整備してある車」というのはイコールではありません。
極端な話オイル交換を全くしていない車もオートオークションなどにはその事実は未掲載で出品されます。(黒煙、白煙など吐く場合は別です)
それをしっかりと確認するものはそのクルマのカルテ「整備手帳」となります。
(ここも掘り下げると長くなるのでその説明は省きます)手帳があればいい・・・というものではないですが整備手帳がない車は弊社では基本販売対象外です。
いつ、どこで←結構ココ重要、点検をしてその際どんなことをしたのか?という目で見て確認できる手帳は弊社はかなり重要視します。
弊社のユーザー様は点検実施率が非常に高くまたオイル交換などもしっかりとしていただく傾向が非常に高いですが、世の中に出回っている車を見ると点検、もっというとオイル交換未実施車は多くはないですがあります。
そういう車を軽んじて販売すると長いスパンだとトラブルの原因になることが結構あります。
上記は一例ですが点検未実施というのは様々なトラブルを引き起こす可能性があり
弊社としては修復歴ナシをスタート地点として最後の点検未実施車は販売しません・・・・というゴールを徹底しています。
昨年夏の某大きな販売店の不祥事は大変業界の恥ですがユーザーの方々には絶対に忘れ去られてはいけない事です。
弊社は大きな車屋になる・・・ことが目的ではなくユーザー様が大きな安心の元、カーライフを送れるサポートをすることが目的なのでこの5つのやらないことはどれも非常に重要なマインドマップの中心点となります。
至らぬ点もあろうかと思いますが今後も研鑽を重ねお客様にとってベストパートナーであるよう努力を続けますので今後も弊社をよろしくお願い致します
長々とお付き合いいただきありがとうございました。